イヤモニの取り外しは本体下の切り欠き部分で #fitear

自分(もしくは自分達)では当たり前になってしまっていることでも、パッと見たり聞いたりしたらば「なんじゃこりゃ?!」(by松田優作)な事はあるものです。
ここのところ海外でFitEarに関心を持っていただいている方も増えているようで嬉しい限りですが、なんといっても情報発信力がほぼゼロのため、日本語のWEB翻訳や写真からの類推といったことも多い模様。
ちょっとあったのが「FitEarにはヒビが入ってる!」というものなんですが、なにっ!!割れたっ?!と思ってアップされてた写真を見たところ、取出し用の切り欠きでした。



耳穴のかなり広い部分を封鎖するとともに維持を求めるカスタムイヤーモニター、納めるのにもちょっとコツが入りますが、実は抜き出すのも結構大変。相当激しい動きでも取れないようにというのが元々カスタムイヤーモニターに求められる要素の一つなので、耳甲介艇(耳穴上のポケットのようなところ)まで形を作って、わざと外れにくくしています。

ケーブルを持って外す方もいらっしゃいますが、ケーブルやコネクタピンに負担が掛かってしまったり、ケーブルが抜けてしまったりなんてこともあります(何より外す力をかける場所として適切ではありません)。

FitEarのカスタムでは珠間切痕(耳穴下前方?の切れ込んでいるように見える所)部分に切り欠きを付けており、ここに親指の爪をかけてちょうど釘を抜くような塩梅で取り外すと、気持ち上後方な感じで簡単に取出せます。

またこの動作で完全に抜かず、ちょい浮かす位の位置で止めると、周りの人とちょっと話がしたいなんて時に便利で、用が済んだらイヤーモニターを押し込むと所定の位置に戻るという業務用Tipsもあります。

確かに他のメーカーさんではこの切り欠きをつけているのをまだ見た事が無いので、FitEarのを見たら「割れてる!」と思っても仕方が無いところ。反省をしつつ、一つそんな訳ですのでご理解プリーズと日本語で書いておこう。